〔電子版〕環境法政策学会誌 第28号
[電子版]環境法政策学会誌 第28号 生物多様性と政策統合
環境法政策学会編 (2025年3月31日刊)
はしがき 〔小林 寛〕
第1部 報告
ネイチャーポジティブのための法と戦略 〔及川 敬貴〕
昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF):その成果と課題 〔遠井 朗子〕
企業活動と生物多様性—グローバルとローカルのあいだ 〔勢一 智子〕
第一次産業と生物多様性—農林水産省の生物多様性戦略 〔辻 雄一郎〕
海洋生物多様性の保全と持続可能な海洋資源の利用をめぐる国際法の展開―背景と経緯・到達点・課題、そして日本への示唆 〔児矢野マリ〕
コメント 〔加藤 峰夫〕
コメント 〔神山 智美〕
第2部 パネルディスカッション 生物多様性と政策統合
司 会:島村 健(京都大学)/及川 敬貴(横浜国立大学)
パネリスト:奥田 青州(前環境省)/児矢野マリ(北海道大学)/勢一 智子(西南学院大学)/辻 雄一郎(明治大学)/道家哲平(日本自然保護協会)/遠井 朗子(酪農学園大学)/畑中 隆爾(弁護士)
第3部 個別研究報告
科学的不確実性を伴うリスクに対する新たな国際的なルール形成をめぐる課題とその対策に関する一考察―プラスチック汚染の観点から― 〔中山敬太〕
第4部 研究論文
オーストラリアにおける「コモンセンスとしての予防原則」と「慎重なアプローチ」―Leatch事件判決と初期の判例を手がかりに― 〔島田 知興〕
災害・事故による化学物質の異常放出の法的管理―予備的検討 〔赤渕 芳宏/小島 恵〕
環境協定に対する行政の「認定」に関する一考察―法的性格及び機能に着目して 〔姚 俊傑〕
遺伝資源に関するデジタルゲノム配列情報の利益配分-多様な各種規範の比較分析- 〔石川 綾子〕
アメリカ環境法における有機フッ素化合物規制 〔前田 定孝〕
廃棄物処理法と落ち葉焚き―施行令14条5号の解釈― 〔瀧 聡〕
第5部 環境法政策学会の活動
環境法政策学会第28回学術大会 〔箕輪さくら〕
第一分科会 「個別報告」 〔岡松 暁子〕
第二分科会 企画セッション「気候訴訟の現状と課題」 〔牛嶋 仁〕
信州大学での開催によせて 〔林 靖人〕
※執筆者、パネリスト等の所属は2024年6月時点のもの